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ネーミング ~パトラッシュ編~ [Patrasche&Flender&Rodem]

               ←38日齢のパトラッシュ君

 

     脳ミソの細胞が ”ブサイク”に侵食されながら

 

 

                 「名前 何にしよっ♪」

 

 

 

犬と育った私ですが

   子供の立場であり 妹の立場だった私に ネーミングの権利なんてまわってくるわけがありません。

         

 

チャウチャウの名前を決める父抜き家族会議が

               なぜか ”餃子の王将”で・・・  おこなわれた。             

                      (私の”餃子の王将”初体験だったが切ない思い出となる)

 

 

             「”ヨーゼフ” か ”小鉄”にしよぉよぉ♪」  

 

                        と言う私の意見はかき消され 

 

                   

 聖子ちゃんファンの兄の意見に母が賛同し ”アリス”と名付けられることに・・・。

                      (当時 聖子ちゃんの「時間の国のアリス」が流行っていた・・・・。)

 

 

 

 

ある日 母は野良犬を連れて帰って来た。

 

         お鼻の周りが黒く おめめの大きなかわいい顔の 

                 虐待されてこともあって ガリガリのワンちゃん・・・。

             シェパードと芝のミックスの様な顔立ち・・・。

 

         このときは 兄は留学していたので 

 

                    わぁぁぁい 私の番だぁ~♪  

 

       「”パトラッシュ”にしよぉよ♪」

       「イヤ!!」

       「・・・・・・・・・   へっ?」

       「もう お母さん ”ボンちゃん”って決めてるねん♪

                   お盆に拾ってきたから ”ボンちゃん”!!   ねっ!     ~♪」

       「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 ”ヨーゼフ”と”パトラッシュ”に未練を残したまま 月日は流れ

          後に ポメラニアンの赤ちゃんをもらうことになるが

                  そのすがたかたちから つい 私が”タヌキさん”と名付けてしまった・・・。

 

 

 

 

              ”ヨーゼフ”   と   ”パトラッシュ”・・・・

             

          それは   ”未練”   から   ”ロマン”   へと

                       Pashamakiの中で変化していった・・・。

               

  

 

         

    脳ミソが犯され ただただ”ブサイク”が欲しいと思った一日だけ

                 や・・・ やらしい話が 金額的に迷っていた一日だけ

                           ”ヨーゼフ”  って決めていた・・・・・

 

 

                                     注;"ヨーゼフ"とは「アルプスの少女ハイジ」に出てくる

                                                  かたつむり好きのセントバーナード犬

 

 

 

   顔をなめられた瞬間 

       ”ブサイク”から”ブサイクな天使”に・・・

           私にとって 一瞬にして宝物ちゃんになってしまったのである。

             

      

  

                やっぱり    ”パトラッシュ”  にしよぉっと

                

 

                                 

 

 

 

     「そんな顔ちゃうやん こいつっ!!」   Mちん

                 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

     「似合わへんっ!! プーにし!!  プーっ♪」  みか姐

                   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ へっ?

 

 

     「なんか ベタな名前やなぁ・・・」   BarEQUISのマスター

                     ・・・・・・・・・ えぇやんか・・・ 別に・・・。

 

 

      「そんな 賢ないやろ こいつ・・・」   かねごん

                         ・・・・・ ほっといてくれ・・・。

 

 

 

 

     ”パトラッシュ”って名前をつけたことに まぁ それはそれは みんな 非難してくれたのである。

 

 

 

      「”パトラッシュ”って 最後 死ぬ犬やん」 

      「かわいそうな犬の名前にしてんなぁ」 

 

 

 

           ”ヨーゼフ” から ”パトラッシュ”に変えた理由は ”そこ”なのだ・・・。

 

 

 

      「フランダースの犬」の”パトラッシュ”は 

                たしかに 時々 虐待され 最終回は  昇天する・・・。

   でも 大好きなネロに愛され 大好きなネロと一緒に死ねるのである。

                              こんな幸せってないぢゃないかぁ~。

       どちらかが 取り残されるほど そんな 悲しいことって・・・・

 

   

  ”パトラッシュ”・・・・

 

            それは・・・・・・・

                 

   顔をなめられた瞬間 

         離れられなくなってしまったPashamakiの

               ロマンとなんとも自分勝手な気持ちを押し付けた 

                                                  愛しく思う気持ちのこめられた名前なのである・・・・

 

 

 

 

                               が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

                   

 

 

           この顔を見ると・・・・  

 

 

 

                       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

                     何かを間違えてしまった様な気持ちになるのである。

 

 


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